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設立の趣意・発足の経緯2005年の当会設立当時、日本におけるペリネイタル・ロスの研究は、大変少ない状況でした。当研究会は、日本全国の赤ちゃんを亡くされたご家族が、望ましいケアやサポートを受けられる環境を整えることを目指して、研究活動、実践活動、教育活動を統したアプローチで取り組んでいます。研究会メンバーは、2004年9月、聖路加看護大学看護実践開発研究センター(現:聖路加国際大学研究センター)に、セルフヘルプグループ「天使の保護者ルカの会」を立ち上げ、体験者への支援活動を開始しました。その翌年、このテーマで研究をしている教員・大学院生の議論や相互支援の場として、当研究会は発足しました。共同で研究をしたり、メンバー個々の研究を相互支援することを通して、ペリネイタル・ロスについて追究しています。 これまでの主な研究活動には、小冊子の開発、天使キットの開発などがあります。また、実践活動として、天使の保護者ルカの会の運営、教育活動として、ペリネイタル・ロス看護者研修プログラムの実施などがあります。 |